宮古ブルーとともに過ごす宮古島3日間の旅

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海と空と笑顔が輝く、宮古ブルーに包まれた、グルメも美味しい宮古島三日間の物語



🌅 1日目 ― 青の世界への入り口

 朝10時、関西空港を出発。機内の窓から見える雲の切れ間に、だんだん濃くなる青のグラデーション。約3時間後、13時ごろ宮古島空港に到着しました。空港を出た瞬間、南国特有の湿った空気と、どこか甘い潮の香りがふわっと鼻をくすぐります。近くに下地島空港もあるので、レンタカーを借りる際は間違えないよう注意が必要です。

 最初に向かったのは、地元で評判の「古謝そば」。休日ということもあり、地元客も観光客も入り混じって店の外まで列ができていました。店内に漂うかつお出汁の香りに食欲が刺激されます。私は王道のソーキそばを注文。柔らかく煮込まれたソーキ肉のほろほろ食感と、太めでもちもちした丸麺が絶妙に絡み合い、あっさりしながら深みのあるスープに心まで満たされました。

 食後は、チェックインまで少し時間があったので「伊良部大橋」へドライブ。全長3km以上、どこまでも続く海の上を走ると、両側に広がる“宮古ブルー”がまるで空と溶け合うよう。橋を渡った先の「海の駅」では、珍し沖縄料理があるレストランや、お土産屋さんがありました!

 その後に訪れた「渡口の浜」では、白い砂浜とエメラルドグリーンの海がどこまでも広がり、思わず息をのむ美しさ。波打ち際で足をつけると、水は驚くほど冷たく澄んでいて、太陽の光が波に反射してキラキラと輝いていました。近くの下地島空港では、青い海を背景に離陸する飛行機を眺めながら、旅の始まりを実感。夕方、ホテルにチェックインし、カフェでマンゴージュースを飲みながら少し休憩。夜はサンセットビーチへ。


黄金色の空に染まる海を前に、穏やかな波の音が心地よく響きます。伊良部島の向こうにゆっくりと沈んでいく夕陽を見て、「ああ、ここに来てよかった」と心から思いました。夜は、星空を見に、南下して東平安名崎へ。夏だったので、天の川がくっきり見えるくらい本当に綺麗な星空でした。



☀️ 2日目 ― 太陽と海と笑顔の一日

この日は早起きして、北にあるガーリックシュリンプ店へ。アメリカンテイストのバスを改装したおしゃれな店で、外にはベンチが並び、波音とともに香ばしいにんにくの香りが漂います。熱々のガーリックシュリンプを頬張ると、プリッとした海老の食感とガーリックバターの風味が口いっぱいに広がり、南国の朝を実感。

次に向かったのは「与那覇前浜ビーチ」。全長7kmにわたる真っ白な砂浜と、どこまでも浅く続く遠浅の海。太陽の光で海面がきらめき、足元を通り抜ける波は透明でまるでガラスのようでした。3時間ほど泳ぎ、砂の上に寝転ぶと、空も海も同じ青に見えるほどの美しさ。日焼けはしたけれど、潮風と太陽に包まれた時間は何にも代えがたいものでした。

夕方には再びサンセットビーチへ。1日目とは違う色の空が広がり、オレンジから紫、そして夜の群青へと変わっていくグラデーションが幻想的でした。夜は宮古島市街地へ出て、ブルーシールのアイスを片手に夜の街を散歩。通りを歩く島の人たちはどこかゆったりとしていて、時間の流れが穏やかなように感じました。夕食はタコライス。スパイシーなソースとふわっとしたご飯の組み合わせが最高でした。



🌊 3日目 ― 海と風の記憶を胸に

 最終日は朝からカヌー体験へ。静かな入り江でパドルを握り、水面を滑るように進む感覚は、まるで自然と一体になるよう。最初はバランスを取るのに苦労しましたが、慣れると風を感じながらスイスイ進めるようになりました。途中、ウミガメやクマノミにも出会い、まるで映画のワンシーンのような光景に感動。
 さらにドローン撮影付きプランを選んでいたので、上空から撮られた映像には、宮古ブルーの海に浮かぶ自分と、海中を泳ぐウミガメの姿が写っていました。その映像を見た瞬間、「この景色を絶対に忘れたくない」と思いました。

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 帰り道、少し宮古神社に寄り道してから、宮古空港近くの「A&W」でハンバーガーを頬張り、3日間の旅を振り返りました。空港の滑走路の向こうで沈む夕陽を見つめながら、また来たいなと呟きました。


この旅で感じたのは、自然の美しさだけでなく、ゆるやかな時間の流れ。宮古島は、訪れるたびに心を解きほぐしてくれる場所でした。



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